日日是好日~税務にまつわる日々の記録〜

税理士試験と税務実務とそれにまつわることを徒然なるままに書いていくブログ

TAC全国統一公開模擬試験結果

昨日、TAC全国統一公開模擬試験の答案が郵送で返却されました。

 

理論18点 51% B判定

計算30点 10% S判定

合計48点

総評A判定 29%

 

という結果でした。

 

見ての通り、理論でコケてしまい足を引っ張る結果です。計算に時間を取られすぎたこと、理論を書くスピードと判断スピードが足りないことが点数が伸びていない理由かもしれません。

 

今回の判定ですが、噂では例年よりも甘めの判定と言われていますね。実は初めての他校の模試を受験するということで、判定の目標は低く見積もってB判定、あるいは30%内を目標に据えていました。

 

一応30%には入れたので、目標には達成しているのですが、A判定は確かに思ったよりも甘めかもしれません。本来ならBくらいでしょう。

 

とはいえ、総評よりも気にしているのは点数の取り方の方です。計算はおよそ10%に入り、一定の安定感は保てているのかなと。理論は毎年何処かでコケてます。

 

全日制の講師が仰っていたことをいつも思い出します。

「とにかく計算やからな。みんな理論にもっていかれるけどな。」

相続税の勉強していた際受けたアドバイスでしたが、恐らく科目共通ではないかと今では思います。

 

理論は弱点があぶり出されたと思って次に繋げるしかないですね。思えば合格年の全統の成績は良い成績でしたが、安心することは全くありませんでした。安心のために模試を受けるのではないとつくづく思い知らされますね。

 

 

第1回プレ

 

※ネタバレあります。

 

第1回プレを解答しました。プレは自己採点というのは以前から知っていましたが、全日制では講師に採点してもらっていたので、自分で採点する行為に何か違和感があるようなないような。。。

 

辛すぎず、かつ、甘すぎずの基準で採点した結果、

 

理論38点

計算45点

合計83点

 

という結果でした。

 

採点基準はある採点フレーズがなければ基本的には減点しています。

 

まず理論ですが、借地権と譲渡制限付株式、固定資産の取得価額という内容。

借地権は金額はしっかり合わせて、仕訳はニュアンスが伝わる科目を書いたので大体OK。

ただ、根拠規定のフレーズが暗記精度が悪く所々抜け落ちて減点。ポロポロ点を落としました。 

 

譲渡制限付株式は最後の仕訳の科目が思い出せないために、とりあえず株式報酬費用で解答。損金になる点は間違いではないにせよ、役員という文言が入らないことが気になり、思いきって五点減点。痛いミスといえばここですね。

 

最後の固定資産取得価額は4問構成。4問すべての取得価額は合わせました。通達関係なくテキスト、理サブベースで解答できます。

その理由となるとフレーズが抜けるなどして減点。とはいえここは黒星なので、今のところ解けなくても良いとしています。

 

理論は全体的に暗記精度が課題となりました。

 

計算は難しくもなく優しくもない問題でした。ただ分量が多く、ある一定のスピード感をもって正確に捌いていく必要がありました。

 

間違えたところは主にコメント欄と役員給与の損金不算入の金額のみ。コメントはフレーズ抜けの減点をシビアに採点し、四点減点でした。

 

今回の計算の出来は上々でしたが、所々に通達と直対テキストの内容が絡んできました。理論も暗記精度の他に、適用要件の整理も計算のコメント対策のためにもこの時期は必要ですね。

 

 

TAC全国統一公開模擬試験

午前9時半のTAC全国統一公開模擬試験の法人税法を受験してきました。

 

過去教材利用はあるものの、TACの模試を受験するのは今回が初めて。大原が7月中旬に全統を開催しているのに馴れている身としては6月受験は早いなと感じたり、なかなか新鮮味のある経験でした。

 

そのTACの問題、ネタバレを避けつつ述べると、形式は大原の模試と比べて解答欄と科目名以外はさほど大きな差はないように個人的には思いました。

 

むしろ本試験を意識した、細かい論点を比較して違いを把握しながら解答できるかを問う、痒い論点を出題しているという印象でした。特に昨年の本試験の傾向を意識して作成されているなというのが実感でした。

 

元々、他校の模試は本試験の雰囲気に慣れる訓練を目的としていたので、結果はともあれひとまず終了です。

 

とはいえ、納得出来る解答が実践出来ているとは少し言い難かったかなと。おしいミスも発見していますし、弱点が洗い出された結果のような気がします。

 

これを期に本試験への対策に繋がればそれで良し。大原直対に向けて戦略を練ります。

 

 

 

実判総括

実判6回分の総合平均は15%、理論A、計算AA、合計Aランクでした。

 

結果としては去年よりは若干下がっています。ただ、今年は一回目から少しずつ感覚を取り戻すのも兼ねていたので、受験回数を重ねるうちに計算は上昇傾向に入りました。計算が安定するのがやはり安心材料になります。

 

総合評価としては第4回の理論以外は安定した点数を出せているのでひとまず及第点といったところです。去年とは違い、今年はほとんど力まずに受験出来たことが大きいです(とはいえミスも多いのですが)

 

受験しているうちに今年の受験者レベルが高いことが明らかになってきたので、去年よりも順位は下がりましたが、本試験勝負としては十分対抗できる余地はあるだろうと思っています。

 

ここからいかにピークを本試験に持っていけるか、余力を少しずつ詰めていきます。まずは来週のTAC全統で本試験感覚の刺激に慣れることからですね。

 

 

第6回実判

第6回実判の成績です。

 

理論45点

計算43点

合計88点

分布13%

 

理論は欠損金の金額を間違うというミス。これは致命的なのでメモの取り方と注意深く問題文を読み取る訓練が必要ですね。

 

計算は交際費の問題文が読み取りにくい仕様になっていて支出金額が合わず。同時に取得価額減額も減点。記述のミスもあり40点前半となりました。

 

結果的に2割には到達。40点を越えればひとまず合格という目標は一部を除いて達成出来ているかと。

 

次の模試までこれからも精進します。

第5回実判

午前中に第6回実判を受験しました。

計算がなかなか骨のある問題といいますか、痒い論点が多かった印象です。総じて平均点は高くはなさそうですが結果はどうなるか。

 

第5回実判の答案も返却されました。

 

理論50点

計算46点

合計96点

分布4.4%

 

第五回は理論計算ともに解答後の手応えは良かった分、上位には入る予想はしつつも、ふたを開けてみると上位10%が94点と高水準。

 

受験者も回を重ねても減少しないという傾向から、経験者率が高いハイレベルの勝負に今年はなりそうです。

 

理論は欠損金と株式交換の出題。特にひねるような論点はなく、理サブの暗記と論点整理が出来ていれば高得点出来る問題でした。

 

やはり暗記の精度は課題ですね。書いている途中で表現に迷うことは多々ありますが、税理士試験を続けてきて無くなることがありません。

 

計算は連年形式の問題。連年なのでそこそこ複雑になるかと思いきや、別表五がないため連年形式の特徴が半減、比較的取り組みやすい問題だったと思います。 

 

 今後は理論は精度の維持と事例形式対応のための論点整理、計算は基本の総復習と判断力とスピードの向上が課題ですね。

 

 

 

 

捕らぬ狸の皮算用①

試験のモティベーションを維持するために、隙間時間に試験後の予定を考えたりしています。

 

まず、趣味としてドラム。しばらく触れていませんでしたが、あの音の迫力、コックピットのようなドラムセットに触れてみたいという衝動に駆られています。 

 

ジャズがやりたいですね。目指せアート・ブレイキー、はたまた憧れのフュージョンドラマー、デイヴ・ウェックルの超絶テクニックか。

 

もう一つは、資格試験を利用して実務の勉強です。

 

今日はファイナンシャルプランナー(FP)の試験がありました。FPは所得税社会保険、不動産など実務に直結する知識をまんべんなく勉強出来るので利用しない手はないでしょう。

 

ただ、試験を受けるかどうかは今のところ考えていません。

 

実務を経験して見えてきたことですが、押さえる範囲が膨大です(少なくとも自分が把握している範囲では)

 

所得税法社会保険源泉徴収会社法民法借地借家法、財務分析などなど、挙げるとキリがないような分量です。

 

資格試験というは体系立って勉強できるのが利点ですが、試験合格を目標に据えると合格のために知識を維持するのに相当のエネルギーを費やすことになってしまいます。

 

最近ではオンデマンド講座が盛んに公開されてきているので、それを利用して知識を網羅するのを当面の目標にしようと計画中です。詳細は次の機会に。