第3回実判
午前中に第4回実判を受験しました。朝から視神経の不調に苛まれつつ無事受験終了。
結果は理論で大コケ、確定決算型の計算は久しぶりの会心の出来。コケた内容は答案返却された後程に。
同時に第3回実判が返却されました。
理論49点
計算40点
合計89点
分布14.8%
理論は公益法人等の課税所得の範囲についての減点以外はほぼ完璧。去年は苦手にしていた外貨建取引についても仕訳から根拠規定まで模範解答通りに答案を仕上げることができました。
計算については、みなし配当の所有割合を乗じなかったために大量失点。問題構成が良くないという講師からのコメントがありながらも痛い失点となりました。
留保金課税も住民税で使途秘匿金を足し忘れているミス。正答率を見てみると11%と想像以上に低かったのですが、税率改正と使途秘匿金の足し忘れ、どちらで間違えている人が多いのか気になるところです。
やはり計算の基礎項目を積めてい必要がありそうなので、テキストの読み込み等、基礎の総確認に取り組んでいきます。
第2回実判
法人税法第2回実判が返却されました。
理論45点
計算44点
合計89点
分布13.0%
理論は講師から関連者等の規定を記述する前提を読み飛ばしを指摘するコメント。今後問題の読み飛ばしをしないように改めて注意を促されました。
過少資本税制の超過金額算定をミス。手痛いミスでマイナス2点をしつつも理論は9割をキープ。
計算は貸引の債権金額の集計が合わず、繰入額でミス。
分量が多い代わりに、一つ一つは基本的、複雑な論点は多くないものの時間を70分ほど使い、所々でイージーミス。
第2回は仕事後の教室受験、かつ、神経の疲労感も伴って受験後の疲弊感は今までの模試のなかでも相当なものでしたが、力まず冷静に受験できている点では初学のときよりよ良い傾向かと。
基礎論点で所々ミスや曖昧な所が出てきているので、基本の総復習も少しずつ進める必要がありそうです。
運も実力のうち
税理士試験には運の要素、例えばどこが出題されるのか、試験委員による問題傾向、難易度、答案基準が公表されない、噂では誤採点があるなど、他の資格試験とは異なり統一性がなく、そこが税理士試験の難しいといわれる所以でしょう。
2年前に消費税法と相続税法に合格した年を振り返っても、直前の模試で出題された黒星論点(基礎論点ではない高難易度論点)が出演され、かろうじて押さえていたために解答できたのが合格の決め手ではなかったかと思うことがあります。
とはいえ、やはりそれ以外の9割は基礎論点で点数を稼いだので、地道ながらも着実に基礎論点を取るのが合格を掴む王道です。
でも、その黒星論点も押さえておきたいと受験生なら気になるところ。自分も気になる性分だったので押さえにいきました。
そのときに意識していたのは、他の受験生ならこの論点は押さえにくるかどうかということ。
基礎は言うまでもなく、黒星論点であっても、理解や結論がシンプルで手間のかからないものなら押さえにいくのも手でしょう。
理論もABCランクに分けられていますが、ABは全部、Cは主要項目に限るなどメリハリをつけて覚えるなどすれば、いざCランクが出たとしても覚えたところは書けるかもしれません。
それでも、確実という実感はないです。これは試験当日までずっとそうでしょう。
そんなとき思い出すのが、サッカーの岡田武史監督の言葉。
98年のW杯に日本を出場させた岡田監督です。
その岡田監督があるJリーグの試合で、明らかな審判の誤審によって負けたときに発言した言葉、
「審判も人間ですから間違いはあります。それも含めて、我々は勝たなければ駄目なのです。」
岡田監督が教えてくれたこと。それは
運も実力のうち
そして
腹を括れば、運が廻ってくる
ということなのでしょう。
TAC全統の申し込み
TACの全統の受験の申し込みを終えました。
6月18日の受験となりますが、この時期は大原のカリキュラム上直前授業期。
なので、実判が終わり中弛みしやすい時期を考慮して模試をスケジュールに組み入れることにしました。
合間の良いスパイスになればと思います。
受験者の上位に入るに越したことはないとはいえ、日程は6月半ば。その時点で本試験までは2ヶ月弱の期間がありますが、この期間の粘りにより結果はどうなるかはまだ未知数です。
やはり成績は気にせず本試験感覚を掴むことを最重視していきます。
狙い目は教室の真ん中のガタつく机の席
1回目の実力判定公開模擬試験の受験が終わりました。出来は上々といったところ。
今年の目標点数は例年より低めに設定してます。実判なら20%、直対以降は15%が目標です。
各成績の良し悪しよりも、成績が安定して推移しているかの方が重要なので、高水準で成績を安定させるのが当面の目標ですね。
それより社会人課程は席がある程度自由に座れるのが良いですね。全日制はそうではなかったので(というより選びづらかった)
何気にこれは重要です。
社会人課程で模擬試験を受験する際に、試してみようと思っていたことが2つあります。
ひとつが、午前中に受験すること
もうひとつが、条件の悪そうな席に座ること
午前中の受験は法人税の試験開始が9時ですからね。時間感覚を養うためにここはこだわろうかなと。
もうひとつの条件の悪そうな席。
条件が悪いといっても人それぞれですが、思い付くものとしては、
・教室の席のうち、自分が心理的に一番座りたくない席
・電卓がうるさい、貧乏ゆすりをするなど変な人のそば
・机や椅子が安定しない、ガタつく席
・狭い机
などでしょうか。
個人的に真ん中あたりの席が苦手なので、今回は真ん中あたりを目処に探し、さらにガタガタ揺れる机をあえて選びました。
これ、結構心理面での良い訓練になりますよ。
財務諸表論の受験のとき、自分の受験の席の隣の人が、まるでピアノの鍵盤を叩いたあと高らかに腕を振り上げるが如く電卓を叩く人だったので、そのトリッキーさに少々動揺しましたね。
去年の法人税法の受験では後ろの席の人の貧乏ゆすりの揺れを直に背中に受けました(^^;
本試験では何があるか分からないです。そういう心理的に動揺させるような事態に対処するためにも、模試のシミュレートは自分で工夫しようと思います。
力まず、焦らず、気にせず
今年の税理士試験は初の社会人課程での受験です。
以前は専念で四年間、試験勉強を続けてきました。社会人課程を経験して実感していることは、やはり専念と比べて時間がないこと、時間を生み出す意識がないと無駄に時間が流れてしまうことでしょうか。
そんな感想を持ちながらも、明日大原で法人税法の実力判定公開模擬試験を受けます。
今年は「力まないこと」と「点数を気にしないこと」を心掛けようと思っています。
経験者なので慣れもありますが、それよりも試験当日の精神面の影響力というものを考えています。
仕事を始めてまだ日が浅いので、環境や生活リズムに慣れる負担が、多少成績の変動に影響を及ぼすだろうと思います。
だからこそ、成績に一喜一憂せずに、やるべきことを淡々とすることがポイントになるのではないかと。
専念の時よりも精神的負担は格段に楽です。その分、仕事しながらですと時間がないです。一長一短はあれど、今年の受験では精神的に安定した心構えをアドバンテージにできること、この点は今年のポイントになりそうです。