日日是好日~税務にまつわる日々の記録〜

税理士試験と税務実務とそれにまつわることを徒然なるままに書いていくブログ

第1回実判

第1回の実判の答案用紙、やっと返ってきました。

 

理論 43点

計算 39点

合計 82点

分布 16.2%

 

理論は繰延資産の法的理由でミス。論点整理が今後の課題。

 

計算は先行取得の論点と資料の多さから結論が合わず部分点止まり。寄付金とグループ法人税制の絡みでも弱点が出たというところ。

 

第1回は日曜の朝に受験し、どうやら午前の方が解答パフォーマンスが悪いということも発見。

 

計算解答はできれば朝一に行うことも、本試験対策には有効かと検討しても良いかもしれません。

 

理論計算ともにさらに上位を狙うことが可能な出来でしたが、出だしとしては上々。弱点補強して本試験に向けて調整していきます。

運も実力のうち

税理士試験には運の要素、例えばどこが出題されるのか、試験委員による問題傾向、難易度、答案基準が公表されない、噂では誤採点があるなど、他の資格試験とは異なり統一性がなく、そこが税理士試験の難しいといわれる所以でしょう。

 

2年前に消費税法相続税法に合格した年を振り返っても、直前の模試で出題された黒星論点(基礎論点ではない高難易度論点)が出演され、かろうじて押さえていたために解答できたのが合格の決め手ではなかったかと思うことがあります。

 

とはいえ、やはりそれ以外の9割は基礎論点で点数を稼いだので、地道ながらも着実に基礎論点を取るのが合格を掴む王道です。

 

でも、その黒星論点も押さえておきたいと受験生なら気になるところ。自分も気になる性分だったので押さえにいきました。

 

そのときに意識していたのは、他の受験生ならこの論点は押さえにくるかどうかということ。

 

基礎は言うまでもなく、黒星論点であっても、理解や結論がシンプルで手間のかからないものなら押さえにいくのも手でしょう。

 

理論もABCランクに分けられていますが、ABは全部、Cは主要項目に限るなどメリハリをつけて覚えるなどすれば、いざCランクが出たとしても覚えたところは書けるかもしれません。

 

それでも、確実という実感はないです。これは試験当日までずっとそうでしょう。

 

そんなとき思い出すのが、サッカーの岡田武史監督の言葉。

 

98年のW杯に日本を出場させた岡田監督です。

 

その岡田監督があるJリーグの試合で、明らかな審判の誤審によって負けたときに発言した言葉、

 

「審判も人間ですから間違いはあります。それも含めて、我々は勝たなければ駄目なのです。」

 

岡田監督が教えてくれたこと。それは

 

運も実力のうち

そして

腹を括れば、運が廻ってくる

 

ということなのでしょう。 

 

 

 

 

 

TAC全統の申し込み

TACの全統の受験の申し込みを終えました。

 

6月18日の受験となりますが、この時期は大原のカリキュラム上直前授業期。

 

なので、実判が終わり中弛みしやすい時期を考慮して模試をスケジュールに組み入れることにしました。

 

合間の良いスパイスになればと思います。

 

受験者の上位に入るに越したことはないとはいえ、日程は6月半ば。その時点で本試験までは2ヶ月弱の期間がありますが、この期間の粘りにより結果はどうなるかはまだ未知数です。

 

やはり成績は気にせず本試験感覚を掴むことを最重視していきます。

 

 

狙い目は教室の真ん中のガタつく机の席

1回目の実力判定公開模擬試験の受験が終わりました。出来は上々といったところ。

 

今年の目標点数は例年より低めに設定してます。実判なら20%、直対以降は15%が目標です。

 

各成績の良し悪しよりも、成績が安定して推移しているかの方が重要なので、高水準で成績を安定させるのが当面の目標ですね。

 

それより社会人課程は席がある程度自由に座れるのが良いですね。全日制はそうではなかったので(というより選びづらかった)

 

何気にこれは重要です。

 

社会人課程で模擬試験を受験する際に、試してみようと思っていたことが2つあります。

 

ひとつが、午前中に受験すること

 

もうひとつが、条件の悪そうな席に座ること

 

午前中の受験は法人税の試験開始が9時ですからね。時間感覚を養うためにここはこだわろうかなと。

 

もうひとつの条件の悪そうな席。

 

条件が悪いといっても人それぞれですが、思い付くものとしては、

・教室の席のうち、自分が心理的に一番座りたくない席

・電卓がうるさい、貧乏ゆすりをするなど変な人のそば

・机や椅子が安定しない、ガタつく席

・狭い机

 

などでしょうか。

 

個人的に真ん中あたりの席が苦手なので、今回は真ん中あたりを目処に探し、さらにガタガタ揺れる机をあえて選びました。

 

これ、結構心理面での良い訓練になりますよ。

 

財務諸表論の受験のとき、自分の受験の席の隣の人が、まるでピアノの鍵盤を叩いたあと高らかに腕を振り上げるが如く電卓を叩く人だったので、そのトリッキーさに少々動揺しましたね。

 

去年の法人税法の受験では後ろの席の人の貧乏ゆすりの揺れを直に背中に受けました(^^;

 

本試験では何があるか分からないです。そういう心理的に動揺させるような事態に対処するためにも、模試のシミュレートは自分で工夫しようと思います。

 

 

力まず、焦らず、気にせず

今年の税理士試験は初の社会人課程での受験です。

 

以前は専念で四年間、試験勉強を続けてきました。社会人課程を経験して実感していることは、やはり専念と比べて時間がないこと、時間を生み出す意識がないと無駄に時間が流れてしまうことでしょうか。

 

そんな感想を持ちながらも、明日大原で法人税法の実力判定公開模擬試験を受けます。

 

今年は「力まないこと」と「点数を気にしないこと」を心掛けようと思っています。

 

経験者なので慣れもありますが、それよりも試験当日の精神面の影響力というものを考えています。

 

仕事を始めてまだ日が浅いので、環境や生活リズムに慣れる負担が、多少成績の変動に影響を及ぼすだろうと思います。

 

だからこそ、成績に一喜一憂せずに、やるべきことを淡々とすることがポイントになるのではないかと。

 

専念の時よりも精神的負担は格段に楽です。その分、仕事しながらですと時間がないです。一長一短はあれど、今年の受験では精神的に安定した心構えをアドバンテージにできること、この点は今年のポイントになりそうです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己紹介

税理士試験と税理士に関することを記録していく専用ブログを一つ設けました。

 

簡単ながら、自己紹介を。

・27歳で四年制大学卒業(遅め)

・大学卒業後、税理士専門校に入学。四年間在籍。

・入学後四ヶ月で全経上級合格。

・一年目 簿記論、財務諸表論合格

・三年目 消費税法相続税法合格

・四年目 法人税法を受験後、税理士事務所に就職。新社会人に。就職時には30歳超え。現在に至る。

 

大分略していますが、まぁ色々あったということです。やっとスタートラインに立てたという気分です。

 

税理士試験は法人税法を残すのみ。実務の勉強も加わり、就職もあって精神的に余裕が出来たので、日々の進捗を記録しようとブログを書くことにしました。